会社員の僕が念願のコーヒースタンドを開店しました!|農園スタンドinマルホ農園

2020年10月18日(日)事故なく、けがなく、無事に「農園スタンドinマルホ農園」を初日開店することができました!

喫茶すみへい店主の新たな門出に祝福してくれているような晴天。オープン前から今か今かと待ちわびている様子のお客さん、ほぼほぼ途切れることなく来店が続きました。

初日でたくさんの不手際はあったかと思いますが、優しいお客さんに助けられながらなんとか正午の閉店まで駆け抜けました。

”NEW OPEN”という恩恵を存分に受けることができた初日でした。

 

開店前に一枚。開店を告げるツイートに使わせていただきました。photo by しなやん

 

やっぱり人と会いたいし、話をしたい

農園スタンドをやってよかったと思ったのは、短時間ではありますが、たくさんの方と色んなお話ができたことかな。

コロナ禍で、諏訪公園でやっていたふるまいコーヒーも自粛。次いつやるかのめども立たないまま時間だけが過ぎていました。

人と出会って、会話してっていう当たり前のことができなくなって、その状況がもう当たり前になってきてる気さえしている最近ですが、やっぱりこういうの僕は好きだし、これからもなくならない。みんな求めてることなんじゃないかって思えました。

 

「開店おめでとう!」

どこか別の世界と思っていた「お店を持つ」ということがいざ実現すると、すべてのことが新鮮に思えました。

「開店おめでとう!」の一言がうれしかった。気恥ずかさもありましたが。

来店されるお客さんに、開店祝いをいただきました。お花なんていただくの、初めてかもしれません。

 

「開店するってめでたいことなんだな」「そうか!僕はお店始めたんだな」って改めて意識させられたような気がしました。どこかまだ他人事に思えてならないのですが、回を重ねるごとに変わっていく気がします。

 

自分一人でできることなんてたかが知れてる

自分一人でできることなんてたかがしてれます。今回それを痛感しました。

自分のやりたいことを実現するために、周りにいる多くの方がめっちゃ動いてくれました。多くの方の時間を少しずつ自分の時間を僕に分けてくれました。特に、特にナスケンしなやんね。普段から一緒に活動しているメンバー(通称おみそしるメンバー)。

 

「自分一人だけで何かをやろうと思えばやれる」←これは確かにそうだと思います。なんとなく、それなりに形にできちゃうから。それなりのことも言えちゃうから。

ただ、それだと今まで僕がやってきたことと何ら変わらないんです。

 

誰かの手を借りると言い訳がつけなくなる。自分の裁量の中で解決できれば、例えば「やらない」という選択肢を選んだとしても迷惑にならない。迷惑にならないというよりも、自分のプライドが傷つかない。そういうやすっぽうプライドを守りたいがために、自分で抱え込んでいる風を装っていたんです。きっと…。「きっと…」と書いたのは、僕も最近気づいたから。今までそれを無意識にやってきたんですよね。

活付け中 photo by ナスケン

今回は「僕が誰かにお願いをした」というよりかは、周りの方が動いてくれました。僕はそれを素直に受け取らせてもらっただけです。まだまだです。ただ、この手を差し伸べてくれたこと、動いてくれたことを当たり前と思っちゃいかんなって思います。ホント感謝です。

 

7時オープンでしたが、準備が間に合わず早めにご来店されていたお客様にお手伝いをお願いするという前代未聞なこともやっちゃっていました。快くお引き受けしてくれた方にはホント感謝です。ありがとうございました。

むしろ、開店準備で焦りまくってる僕に「何か手伝うことありますか?」と話しかけてくれたので、お願いした形でしたが、自分から「これおねがいしますー」って言えたら、もう一段上がれそう。(その前にちゃんと準備しとけよ!ってのはなしでお願いします 汗!!)

 

前日に、「寒いからストーブあった方がいいじゃない」としなやん、ナスケンにアドバイスもらったので、素直にお願いしました。「駐車場の草刈りしとくね」とか「うちのタープ持っていこうか」とか「待ってる人に読んでもらうチラシあった方がいいんじゃない?」とか「最初が肝心やから、駐車場使うなら事前に大家さんに挨拶行こう」とか「ゴールは定めておいた方がいい」とか・・・書き出したらキリがないくらいに、僕は色んなものを受け取らせてもらった、この日を迎えることができました。

 

 

ふたをあければ、合計59杯のコーヒーを提供していました。

取り急ぎ、今日は初日オープンを迎えた店主の心境などを書き留めておきます。

農園スタンド in マルホ農園 初日の結果
コーヒー 59杯  /  トースト 19人分

この後、3人組+3人組が来店。合計59杯になりました。

イベント性、ストーリー性に頼らない経営

「とりあえず一回行っておけばいいか」じゃなく、「また行きます」「次いつですか?」と言われるお店を目指す。初回の恩恵を十二分に受け、59杯の珈琲を提供しました。行列もできました。お金もいただきました。

「会社員がコーヒースタンドやるんやって!」と珍しがられてことで、興味関心をひけたのも事実。ただ、それで終わっていたら、今までの喫茶すみへいと同じ。公園で珈琲を無料で配ってる会社員がいる。一度は行っておこう。2回目はいいかな…

そうじゃなくて、「また行きたくなるお店ってどんなだろう?味かな、見せ方かな、パッケージかな、発信かな…」とかを考えてみる。こういうことを考えると、既存のコーヒー屋さんがいかに洗練されていて、考え込まれていることが身に染みてわかるし、自分はいろんなものが足りなさすぎることを痛感させられる。

「ふつーのコーヒー屋さんと同じことはしたくない」なんてよく言えたなって思う。

だけど、そういうのやりたいのよね。既存の枠、こうでなきゃダメみたいな枠で考えたくない。そこにはまっちゃうと、僕じゃなくてもよくなるし、その中で埋もれてします。

守破離って言葉の「守」の部分。基本やいわゆる業界のスタンダードな部分を学ぶことも大事。その部分をいつも取っ払って、自分の好き勝手(自分の知見の中だけで)やってたから。

 

もちろん、住田良平が今まで歩んできて、喫茶すみへいや農園スタンドをやるまでの経緯はこれからも話していくつもりです。それは、自分がお客さんでも知りたいから。「なんで、お店始めたの?」とかね。

 

ハイブリットに、枠にとらわれず、やりたいことを楽しく、やりたいようにやる。素直に周りを頼る。その分しっかり感謝する。やってもらったことをただかえすのではなくて、やってもらったことでこんなにすごいことになったよ!って言えるように自分の活動を充実させる。自己満で終わらない。かといって、他人の評価を意識しすぎない。

閉店がらがら。たくさんのお祝いと共に。

 

 

これまでのことを回収する

これは書く予定ではなかったけど、色んな方面でこれを気づかせてくれる文章を見つけたので書いておきます。

これまでやってきたこと、前に進んだり、時には後退したり、立ち止まったり、後退したり…悶々とした日々を送ってきましたし、これからもそんな日々が続くでしょう。だけど、人ってやる!やりたいって決めたら、その日から変わる。ある方の言葉を借りれば、「やろうと決め動き出した時点でそれを回収する方向に向かうのだと思う」

 

イトーちゃんのnote↓↓↓

さらに、気づき。


しなやんのtweet↓↓↓

合わせてチェックしてほしい

オープン直前にまとめたブログはこちら
⇒「農園スタンドinマルホ農園
オープン前日に収録した店主のひとり語りはこちら
⇒【緊急配信】「農園スタンド前夜、店主のひとり語り」
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次回以降の営業日のお知らせ(仮)

臨時営業許可の申請、雨天時の対応、マルホ農園さんとの兼ね合い等々があるので、日程は変更になる場合がございますので、ご注意してください。
今後は月に2回のペースで営業していく予定です。営業時間は全て[7:00~12:00]です。
11月15日(日)
11月23日(月・祝)
12月6日(日)
12月20日(日)
※12月はもう少し営業日増えるかもです

コメント

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