こんにちは。すみへいです。
普段はtwitterで発信しております⇒@sumihei
最近は旅行にいったり、ラジオ収録したり、喫茶店したりと、インプットの多い日々を送っていて消化不良になっています。やはり、出していかないと、いいものは入ってこない。
小出しでいいので、アウトプットって大事だよなと最近つくづく思います。
まちのきこり人育成講座(導入編)に参加してみて
会社でペレットストーブ事業を担当するようになって、ペレットストーブのことが好きになって、これは自分の活動として、公私関係なく発信していきたいなって思うようになりました。
ただ、この商品の説明をするとき、林業の現状やそもそも「木質ペレット」って何なのかって話をするのですが、そのたびになんだが、自分説得力ないなと感じていたんです。
で、昨年の4月あたりから、狙ってた講座がこの「まちのきこり人育成講座」
僕がこの講座を知ったのは、昨年の5月頃。平成30年度の講座はすでに始まっていたから、1年待ってこの度、講座を受けることは決意。満を持して感がホント強いです。
受講前に書いたブログのリンク載せときますね・・・
参加してみて感じたこと。
3月10日(日)に講座に参加してきました。
#まちのきこり人育成講座をつけて当日、ツイート。意外に反応があって、こういうツイートの必要性を感じた次第です。
山を散策。間伐材の現状…全ての森がこうではないかもしれないけど、整備のために伐採したとしても、使われないから山に置いておくしかないのだそう。薪であれ、ペレットであれ、2次製品であれ、出口がないと、出荷するだけ赤字になる。わかってはいたけど、循環はまだまだ。#まちのきこり人養成講座 pic.twitter.com/qbnXeiMM7B
— すみへい|住田良平 (@sumihei) 2019年3月10日
NPO法人 森林の風さんが管理する森を見て回ったのですが、すごくきれいに管理されていました。景観を意識した、人が歩きたくなる森がそこにありました。
これは、スタッフの方が話されていたのですが、「森に入ったら、宝の山に気づくと思いますよ」って。見晴らしをよくするため、主木(残し成長させる木)を成長させるために間伐を行うのですが、その間伐した木は森に置いていくそう。
なぜなら、間伐材を森から出したとしても使い道がないから。
例えば、薪として使うとして、売っても赤字になるから売れないと。何名か、定期的に買ってくれる方がいるので、その方の分は伐採して、森の風さんの敷地で乾かして管理しているそうですが、それ以外は売り先がないから、持っておろせないんだそう。
置いてある木を見ると、薪に使えば…、何か加工して売れば…と思っちゃいますが、現状はそんなようなんです。
林業を語るには、範囲が広すぎると感じているけど、僕はやはり「間伐材の活用」について考えたいと思いました。
散策後のワークの時間で、参加者それぞれの「森づくり」について考えました。僕は、「体験する場所を自分でつくる」というアイデアを発表した。
#アイデアソン で「森づくり」を考えた。僕は「体験する場所を自分でつくる」というアイデア。やはり、現場とは遠い視点だ。実際の林業家の方の「人工林も限りなく原生林に近づける」って言葉はぶるった(感銘を受けた)。#まちのきこり人育成講座 pic.twitter.com/MhPp4jsj5t
— すみへい|住田良平 (@sumihei) 2019年3月10日
林業家にとっては、甘いよ!何もわかってない!と言われそうだけどね。
「木質ペレットは間伐材を加工しているものです」
これに関しては、なんとなくわかってました。
ペレットストーブを販売する際、「木質ペレットは間伐材を細かく砕いて、固めて、8㎜ほどの大きさに加工しているものです・・・」とお客様に伝えてるからです。
ゴミになる予定の木を燃料として、使うことで、資源の循環になります。木質ペレットが消費されたら、間伐材を伐採して、加工するためのお金が生まれます。
ただ、僕はこの流れを簡単にとらえていたかもしれないと、山を歩いて感じたんですよね。
当たり前だけど、木を切る人、木を運ぶ人、運ぶ重機が必要なわけで実際に山道を歩いてみて、想像力が足りないなってこと。
ペレットストーブを販売することで、良い循環は生まれるって思ってるものの、自信もってまだ言えないなと感じています。川上から川下の活動が、うまく繋がって、循環していくためにもそれぞれの立場、役割でやれることを考えて行動していくしかないなと改めて考えた1日でした。
最後に
参加してみて1番の収穫は、林業に携わる方々の思いに触れられたこと。特に実務をされている方はやはり違う(岐阜と神奈川の林業家さんが今回外部講師で来てくださいました)。僕が考えてることのゆるさをまざまざと思い知らされました。
1次産業(農業、林業、水産業)が今、注目されていて、一般の方と専門の方がつながりやすくなってきているように感じます。僕の周りだけかもしれないけど。
僕のような現状をよくわかっていないような人が、何か知ったような風に発信することも可能です。このブログを書いていることに関しても、毎日危険と隣り合わせ、大変な仕事をされている林業家さんが見たら、「何も知らんくせに」と笑われそうですが、僕の現段階で知ってる知識と経験で感じていることを背伸びせずに発信していくことも、きっと誰かの役に立つと思うんですよね。
発信することで、より濃く身につくと思うしね。
僕の友人には農業をされている方が多いです。
彼らと話をしていると、1次産業の重要性と閉鎖的な状態をよく耳にします。林業も同様でしょう。農業も林業も水産業も全てつながっているし、僕も彼らとは違う分野ですが、覚悟を持って関わっていこうと思ったのです。
ペレットストーブがきっかけで、今、林業に関わることになりましたけど、ペレットストーブだけにとどまらずに、知りたいことを学んで、それを伝えていくこともやっていことを感じました。
まだまだ抜け切れていない自分のゆるさを払拭して、覚悟もって関わっていこう!
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